大事なお話

プールから上がり、夕食を食べハルキたちの部屋で4人集まり飲み会をすることになりました。酔っ払ったミホコの浴衣がはだけちゃわないか気が気じゃなくて私はあまりお酒が進みませんでした。風俗の仕事をするようになりお酒に強くなったのもあるかもしれません。また福岡のお客さんは強いお酒が好きな風潮があるらしく強いお酒にも慣れてきているので、よっぽどでないと記憶をなくすまで泥水するなんてことはないような感じです。
そんな私に気づいたのかハルキが、サクラ飲んでる??と寄ってきてくれました。「うん、飲んでるよ。」と答えると「サクラはこうゆう飲み会の時、周りを気にして自分がしっかりしなきゃってあんまり飲まないからさぁー。今日はうちらだけだし、もう泊まるのもここだし、周りのこと気にしなくてもいいんだよー。うちら男だけど、ちゃんとしてますから!襲ったりしないよ。」と最後はおどけて言ってきましたが、その最後の言葉に恥ずかしくなって顔を赤くすると、少しハルキがニヤニヤしてる気がして、「何さー?!」と聞くと「何でもないよー。」とニコニコ笑うのでした。考えてみればここにいるのはハルキとシンだし、大丈夫か、、とついつい心配事を作って気苦労するのは私の悪い癖だなぁと今日は自由になることを心がけて楽しむことに集中することにしました。ただの大学生として目一杯楽しみました。次の日若干の二日酔いに頭を抱えながらミホコを起こし、身支度をして朝食会場に向かうべく隣の男子の部屋をノックすると、元気なハルキの声が聞こえて、「今シンが着替えだしたからちょっと待ってねー!」と言われ、少し待つとはつらつとした表情のハルキと、対照的なぐたっとした表情のシンが出てきました。「シン朝弱いからいつもこうなんだ〜。気にしないでね〜。」と困ったような笑顔を浮かべて言っていました。シンは半開きの目でぽや〜〜と歩いているので、気づくと違う通路を進もうとしていて、ハルキがその度に「ちょーちがうよーー!」とシンの進行方向を修正していました。
朝食を食べているうちに、シンの調子も元に戻り昨日の話をしながら、4人でワイワイご飯を食べました。

今日は遊園地に行く予定です。ミホコとはそれとなくハルキ、私とシンとミホコに夕方あたりに別れて、そこでそれぞれ告白する予定です。遊園地に到着し、早速アトラクションをまわりました。お化け屋敷では私とミホコがワーキャーと叫び声を上げる中、男子二人はお化けにちょっかいを出す余裕っぷりでした。コーヒーカップではハルキが思い切り回したいと言っていたので、私はミホコと一緒に乗り、二人が極限までコーヒーカップを回しているのを端から笑って見ていました。その時ふとミホコが「緊張するね。」とつぶやき、「まぁね、けど頑張ろうね。」とウインクして答えると、ミホコもウインクして答えました。こんなことをしててもお互いめちゃくちゃ緊張しているのは話さなくてもお互い分かりきっています。

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