初出勤

今日はキャバクラ初出勤です。服装などはそんなに派手なドレスじゃなくてもいいと言われていたので、ネットでシンプルなものを購入しました。私が勤務するところはあまり派手さがなく少し落ち着いている雰囲気がコンセプトなため、化粧も普通で大丈夫だよと言われていました。西鉄福岡駅で降りお店を目指しました。オーナーは「話上手じゃなくても、聞き上手な方が良かったりするから、ただ相槌打ってるだけでも大丈夫よ。うちに来るお客さんは癒しを求めてたりするから。」と言われていたので、その言葉を思い出していました。ミホコに以前「サクラは聞き上手だからなんでも話しちゃう」と言われたことがあるので、気張らず自然な感じで接客することを心がけようと思っていました。お店に到着するとオーナーが出迎えてくれ、スタッフや女の子たちに紹介してくれました。風俗で働く女の子たちは派手で気が強い人が多い印象がありましたが、落ち着きをコンセプトにしているこのお店は女の子もどこか落ち着きがあって、親しみやすい印象を持ちました。早速ドレスに着替えて、一通りの手順を教わることになりました。一つ上のユウミさんが私の教育係として付いてくれるらしく、挨拶をしました。ユウミさんはふわっとしたパーマが似合うとても女性らしく可愛らしい方でした。「教育係なんて初めてて実は緊張してるんだ…!」と私と同様少し緊張している様子でした。「頼りないかもだけど、一生懸命頑張るからよろしくね!」と私の手を握って言ってくれました。すごくいい人そうで、緊張が少し和らぎました。ユウミさんが丁寧にいろいろなことを教えてくれて、私は必死にメモを取り一つ一つ覚えていきました。

開店時間になり早速お客さんがやってきました。30代の仕事帰りのサラリーマンです。すでにうっすらお酒の匂いがします。「あれ??新人ちゃん?可愛いね!名前なんていうの?」とすごく近づいてきて言ってくるので少し圧倒されていたら、ユウミさんが慣れた様子で割って入ってくれて「サクラちゃんって言います。私の可愛い後輩ちゃんなので、どうぞ優しくしてあげてくださいね〜」と口調と言い方はふわふわしていますが、先輩として後輩の私をかばってくれているのが伝わり、心の底からありがたく思いました。最初こそ圧倒されたもののその後は順調に時が過ぎ、ユウミさんのおかげで無事1日目が終了しました。時々ボディタッチしてこようとするお客さんを制してくれたり、多々守ってくれたユウミさんに最後感謝の言葉を述べると、「サクラちゃんは第一印象からもういい子だって直感したから、できるだけ長く働いてもらいたいからサクラちゃんを守るのは私のためでもあるんだ。なんでも相談にのるからいつでも言ってね。」とふわりとした笑顔を浮かべて私に言ってくれるので、本当に素敵な先輩と出会えてよかったとこの幸運に感謝しました。家に帰るとどっと疲れが押し寄せてきました。お酒も入っているので眠くて仕方がなかったですが、最後の力を振り絞ってお風呂に入り、そのままぐっすり眠りに落ちました。

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